車査定の時、故障していることを伝えないといけないの?
車を売ろうと思って査定してもらう時に、あなたの車が故障している場合に査定士に伝えるべきなのでしょうか。
少しでも高く売りたいがために故障している部分を黙っていようか悩みますよね。
故障している部分を言わなかった場合にどうなるか、理解してから車査定にのぞみましょう。
故障しているのを知っていて黙っているとどうなるか
車査定に出して、故障しているのを知っているのに黙って売るというのは瑕疵担保責任という責任があり、あとから修理費を請求されることがあります。
瑕疵担保責任とは簡単に説明すると、車の性能や品質のマイナス部分を一切隠さずに公表する必要がある責任のことです。
なので故障している部分を黙って売ると、後々訴えられたり費用を請求されてしまいます。
高額な修理費になると数十万円となることもあるので、故障しているところは必ず査定士に伝えるようにしましょう。
故障ではなく、メーターの交換や災害で冠水した場合も申告しないといけないので注意してください。
実際にあった売却後のトラブル
車を売却後に故障しているところを発見され、修理費を請求されることは実際にありますのでご紹介します。
経緯
3か月前に売った車に不具合があったということで、3万円の請求が来た。
内容はABSコントロールユニット不良。
売却するまではABSに不具合はなく、査定士も自走して持ち帰った。
売った車はABSに動作不良があるとフェールランプ(警告灯)がメーター液晶に表示されるので、故障していたら売却時に気付くはず。
売買契約書に、「車両引き渡し後 3カ月以内に不具合が発見された場合 当該車両修理費用の全額を乙が負担するものとする。」と記入してある。
このような状態であきらかに売った後に出たであろう不具合でも、修理費を請求されることもあるようです。
この方は払わずに済んだようなので、このようなことがあった場合の対処方法を説明します。
買取業者とのトラブルがあった場合の対処方法
上で紹介した方は消費者センターに相談して、請求された金額を払わないように対処できたようです。
国民生活センターという組織もありますので、解決しそうにない場合の時にはどちらも利用するのが良いです。
最近では車の一括査定がよく利用されるようになり、トラブルも増えているようなので泣き寝入りせずに適切な対処方法を教えてもらいましょう。
一括査定サイトを利用する場合も、JADRIと呼ばれる優良企業のみが参加できる団体に入っている業者を利用すると、トラブルを事前に回避することができます。
JADRIに加入している業者は買取後のキャンセル料を請求してはいけない、二重査定されない、減額されないなど利用するユーザーに有利なことが多いので是非利用しましょう。
JADRI加盟店だけが集まっている一括査定サイトのかんたん車査定ガイドなら悪質な業者が入っていないので、安心して利用できますよ。
トラブルに巻き込まれないように上手く車を売却できるようにしましょう。
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